〜〜ネタバレ注意〜〜
新しく追加されたメインクエスト [紅玉飴の紛争] を読んできました。
久々にストーリーが大きく動いたという回でしたね。周りを見ていてもかなり好評なようです。
今回は情報整理の記事を書いてみました。
(文中のリンクは、ルリアノートの該当部分へのリンクです。)
随時更新中です。もし間違っている部分があれば遠慮なくご指摘ください。
【蒼の解放戦線についてのまとめ】
・イスタバイオン編から登場。主人公達をマグメル島(学園編の舞台)に導いたのもこの組織。
・ヰロティスと名乗る人物がリーダーであり、表向きは「真王に反旗を翻す集団」とされていた。
・幽世が侵攻を開始した時期と同時期に結成されたらしいが、幽世とは別勢力。
・真王による構成員の処刑が始まってから活動が活発ではなくなっていた。
・星櫃の在り処=眠るルリアがいる場所 がアジト。ヰロティスの能力で転送(出入り)できる。(同じ時代に存在しているのかどうかは不明。他の出入り手段があるかも不明。)
(櫃の中にいた人物については、ヰロティスが主人公に「ルリアが…!」と言っていたので、ルリアに似た別人ではなくルリア本人ではあると思われる。)
・彼らが守護している星櫃が幽世の呼び水になっていると言われている。(星櫃=蒼の少女を守り解放するために結成されたのが蒼の解放戦線?)
・ルリアは以前の話で「空の力を溜める器(として星の世界の神に創られた存在)」と言われていた。
【幽世=始祖の一族についてのまとめ】
・メインクエスト第2部100章の4話でベスティエ島に出現。(ギルベルトがエキドナから幽世の力を奪ったことで「楔」が外されてしまい、エキドナが疲弊した隙を狙って出現した。)
・空の底=地上に住む一族。(空の民からは空の底=死後の世界と認識されている。「パンデモニウム」は空の底とつながっている。)
・イベントストーリーにおいても、組織イベント(STAY MOON)やフェードラッヘ関連イベント、マナリア魔法学園関連のイベントなどに登場。
・空の神、星の神の両方に対して敵対している(129章Ep3 ベスティエ島でのやり取りより)
・エキドナ曰く、自身の持つ母の力により「ベスティエ島が幽世との門」になってしまったと説明されている。これはエキドナとベスティエ島が契約したことが原因で、星晶獣エキドナを作り出した星の民ミカボシの行動によるもの。
・ミカボシは幽世をグレートウォールの燃料として利用しようとしていた。(後に、真王も幽世の力を得たギルベルトをグレートウォールの燃料として利用している。)
・蒼の解放戦線の拠点である「狭間(蒼の底)」の場所を突き止めようとしており、そこにある櫃を手に入れたい模様。
【真王関連の登場人物について】
タウルーク=真王
・今回、本名がタウルークであると判明。幽世からの侵攻に備える為に全空を治めようとしていた。
・イスタバイオンの真王であり、フォリア、アリアの父
・111章では自らを「使徒」と呼んでおり、御子(主人公)を導く責務があると話している。
・2部では、幽世を呼び出し(ギルベルトごと)ナルグレートウォールの燃料にした場面もあったが、幽世に協力しているというわけではない模様。過去には、娘のフォリアを使って国を滅ぼすなど非道な事をしていた場面もあった。
・蒼の解放戦線メンバーを処刑していくことでヰロティスを炙り出したいと考えていた。(しかし幽世の行動により断念し、真王を主人公に譲ることで世界の破滅を回避できる枝=世界線にした)
・幽世が事象改変を行い、発生した変化やそれによって起こる未来を観測できている。
(狭間=空隙=蒼の底 までは見通すことができないと本人が語っている)
・裁判にて幽世の勢力が消えた後、メアトの天秤に働きかけてラクレイスを無罪にした。
・「全てはこの空のためだ。『見えざる手』が動き始めている」と言い残し、主人公に真王の座を譲り姿を消した。
・スタンド能力「いともたやすく行われるえげつない行為」を持ち、別の世界線から人を連れて来られる事が明かされた。今回の旅立ちにあたり、生存していた世界線から紫の騎士が連れてこられた。
(疑問)真王は、蒼の解放戦線の目的が「真王に反旗を翻すこと」ではなく「櫃の守護」であることは実はわかっていたのか?
↑「櫃を探して」と言っている巫女と真王はつながっているため、真王が櫃について知らなかったとは考えにくい。
(疑問)真王を辞め、旅に出る時に青いスカーフを巻いているのは何か理由がある?
妙齢の女性=主人公の叔母(主人公母の妹)=竜の巫女
真王に巫女と呼ばれているのは主人公の叔母の方。
主人公の母も巫女(?)のはずであるがこちらは行方不明。
・111章にも登場(その時は顔に影がかかっており、真王達と一緒にいた。白騎士とも面識あり)
・ルリアとのリンクが途切れ、主人公が意識を失った際に呼びかけたのもこの人(第129章4話)
・なぜか監獄にいた。なぜここにいるのかは自分でもわからないとの話。(白騎士も監獄にいるとは思っておらず驚いていた)
・監獄に幽世の襲撃が来た際には気配を察知していた。
・「滅びの神」の力を借り、人を滅びの概念から切り離すことができる→幽世の襲撃を受けた監獄にて、ラクレイスをこの方法で守った
・ギヨタにスカーフに擬態した仮面を渡した後、蒼の解放戦線のアジトに転送された。
↑この時「蒼の底で櫃を見つけて」とギヨタに伝えており、櫃の中にルリアがいることを知っていたと思われる。
・同じ竜の巫女であるはずの主人公の母については、現時点で生死不明
・タウルークが旅に出る時に、紫の騎士とともに同行していた。
紫の騎士
この枝ではネセサリアに毒殺されていたが、別の枝(世界線)では生存しており、タウルークの力でこの枝に召喚された。
白騎士は真王の考えがわからないと言っている一方、紫の騎士は色々と事情を知っている様子(?)
【蒼の解放戦線関連の登場人物について】
ヰロティス=シトリ
・sitori→反対から読めば irotis
・副王に協力してもらい、処刑される予定であったメンバーを密かにアジトに転送していた(=当該メンバー達は戸籍などを失い社会的には死んだ)
・大昔の空の民であり、星の民であるミカボシに拾われ、育てられた人物。
・ミカボシを封印した後、自身もグレートウォールに封印されていた。主人公たちがグレートウォールを破壊した事でミカボシとともに解放され、境界の世界(星晶獣ヱビスの背)に流れ着いた。
・境界の世界に居た頃に主人公の父とも会ったことがある。
・主人公が境界の世界を脱出する時、「強くなって会いに行く」と言って主人公達を見送っており、境界の世界で主人公達と別れた後の動きはこれまで語られては来なかった。
・ロキが「ミカボシが放っておけない白いモノ」と言及=シトリのこと
・ルリアが星晶獣キクリを呼び出したのを感知することができた
・逆にルリアもシトリの出現を察知することができていた(シトリの転送術が星晶獣の力を活用している?)
・空間転移を使って主人公を「蒼の底」に招き、櫃の中で眠るルリアを見せた。
・過剰に自分を責めている様子から、櫃ルリアの死亡には何かシトリにも非があった?
・転送術はシトリ単独ではなくメンバーにも準備を頼んでいる描写あり。=シトリ自身の力ではない?
(疑問点)星晶獣ヱビスの力と何か関係がある? 教えの最奥に至った?
(推測)今回登場したヰロティスが、今の世界線にもともと居たシトリであるとは限らない。(別の世界線から来た可能性)例えば「主人公達と別れず、境界の世界から一緒に脱出した世界線のシトリ」という可能性もある?
・ベスティエ島が幽世の門になってしまったのはミカボシが星晶獣エキドナを作り、島と契約してしまったせい。ミカボシはシトリにとって育ての親であるため、シトリと幽世の存在との間にも因縁はあると考えられる。
ラクレイス
・マグメル島のフィロス教導学校の風紀委員だった人物(ハーヴィン)。蒼の解放戦線に協力した事から、その一員として処刑を求められ、その裁判が行われていた。
・ヰロティスがラクレイスに対して強い情を持っているようで、監獄の中に食事を転送していた。
(単純に蒼の解放戦線のメンバーとしての情なのか、他に何か縁があるのかは不明? 今の枝ではなく、別の枝でのラクレイスとヰロティスに何か関わりがあったという可能性も?)
・弁護人(最初の枝=世界線ではギヨタだったが、変更後の枝ではカタリナ)が監獄を訪れた時に白騎士の権限により転送が行われた。「狭間(=蒼の底?)」に一時転送されていたが、裁判が終わり戻ってきた。
・幽世はラクレイスを始末したいというより、「ヰロティス=ルビーポップの宝物」(幽世の住人の発言より)であるため、ヰロティスをあぶり出すために確保したかった模様。
・投獄中、体がなまらないようにと鍛錬している描写があった。しかし釈放された後、156章で体が鈍っているという描写があった。→「枝」が変わったことによる影響?
【その他の登場人物について】
レプティ=星の民デミウルゴス
バハムートらしき神を見て目が潰れたところを主人公の父に助けられた人。
主人公の父の手紙(イスタルシアで待つというもの)を届けたのもこの人物。
・前回リバタリア編のラストで、仮面経由でハイラック(黄金の騎士の部下のエルーン)に自分の記憶を見せる。主人公の父の手がかりがあると、主人公たちがドゥアトに来るよう示唆した。
(なお113章で、「イスタルシアで待つ」と手紙を出した時の主人公父は1人で旅をしており、ビィやロゼッタの知る昔の仲間は同行していなかった…と分析されている。)
ドゥアト副王
・イスタバイオンの司法を司る、裁判長的ポジションの人物。
・解放戦線のメンバーの処刑は重すぎると考え、密かに見逃して食糧支援していた
・元の枝(世界線)においてこの事実をザラストラ達が突き止め、裁判中に明らかにされた。
検事ルウェイグ
・中身は幽世だった。どの時点から中身が入れ替わっていたのかは不明だが、「襲撃された」と言いに来たタイミングではすでに幽世で、「襲撃される前」までは本人だった?
・リーディングシュタイナーの能力を持つ 裁判中、検事が知らないはずの事を口走ってしまい、ギヨタ・ザラストラの存在を消すことで「枝」を移動させた。
・真王が裁判所に姿を表した後、正体を表して姿を消した。(真王が介入して枝を変えなければどうなっていたのか?)
ザラストラ
・フィロス教導学校の生徒会長だった人物。ラクレイスの処刑撤回を求めて裁判の原告となっていた。
幽世の力でザラストラが死んだ枝(世界線)に移動し、存在しなかった事にされてしまった。(裁判も主人公が訴えを起こした事に書き換わった。)
別の枝が観測できる真王は存在を覚えているが、主人公を含む他の人物の記憶からは消されてしまった。釈放後に白騎士に質問されたラクレイスも覚えがないと答えている。
(疑問点)ギヨタは主人公達と出会って間もない段階で消されたが、ザラストラはフィロス教導学校での話にも絡んでいたため、その存在を抹消することで矛盾が生じていないのか? 仮に矛盾が残ったままになっているとしたら、その矛盾に今後主人公達が気づく事もある?(わざわざ真王が覚えておくようにと言っているのが引っかかるポイント)
→仮にこの「枝」に別の枝の人物がいた場合、その人物はタウルークと同様ザラストラの事を覚えている可能性がありそう? (例えばシトリなど)
ギヨタ(公立弁護士)
・ザラストラの依頼を受け、ラクレイスの弁護を引き受けた女性弁護士。
・家族を失った経験から「同じ目には遭うまい」と弁護士になった。
・普段は事なかれ主義だが、今回の裁判に対しては「若者の未来を守る」ために負けたくないと燃えている
・別世界線の自分の出来事を夢で見ることができていた。
・自分の身に起こる危機を察していたのか、カタリナにも裁判の資料を読み込ませていた
・裁判中、検事が知らないはずのことを口走った時にそのことを指摘し、幽世の能力により存在したという事実ごと抹消された
・幽世の能力発動後も、真王はギヨタとザラストラの存在を覚えていた
白騎士
・監獄の転送陣を起動できるなど、真王の代行ができる権限を持っていた(ただし、その転送がどこに行われていたのかは本人もわかっていない)
・真王の側近である割にあまり事情は知らされていなかった模様
・主人公が真王に就任した後も今まで変わらず「真王」に従っている。
・話の流れ的にプレイアブル化も近そう?
アリア=黄金の騎士
・第2部ラストでは、ナルグレートウォール崩壊から主人公に命を助けられた経緯も(主人公はこれが原因で境界の世界へ転落)
・イスタバイオン編の開始時点では七曜の騎士を一時辞めて「姫」として行動していたが、「黄金の騎士」のフェイトエピソードにて騎士に復帰をした経緯が描かれていた。
現在は七曜の騎士として再び前線に出て活動している。
・主人公が真王になった事を受け、伴侶としてドヤ顔で登場。
星櫃の中にいたルリア
・別世界線のルリアであると仮定して、その世界線でルリアと主人公の間に命のリンクはあったのか?
(命のリンクがあるならルリアの死亡→主人公も死亡となるが、ヰロティスは「ルリアが…!」というだけで主人公に言及していないので命のリンクが無かった可能性も?)
別の世界線、かつ時間軸も未来のルリアと考えるのが妥当? ヰロティスはそのルリアと一緒に旅をしてきた未来のシトリ?
ロキが語った「黒・白・灰色」
黒→幽世勢のこと?(あるいは、幽世が「準備していた」という河のことか)
白→ミカボシが放っておけないものと言っているのでシトリ=ヰロティスのこと。
灰色→聖櫃=ルリアの事?
感想
一言で言えば「すごい気になるところで終わった!」に尽きますね。
131章から156章まで真王に統治されるイスタバイオンでの話が続いてきましたが、真王が退位したという点では1つの区切りになった感があります。
次章はまずシトリと櫃についての謎が語られるんでしょうかね。
また別の世界線(枝)の概念が出てきたことで、一気に複雑な話になりましたね。
(あとこれはメタな話だけど、グラブルで1つのマルチに複数人のグラン・ジータが参戦して戦うのも「別の枝にいる主人公」を表していたりする…?)
コメント